声。

たまには真面目に感じたことを書きます。


どあっぷで「みかん」のLive映像が配信されました。
そこで思ったこと。


「声が弱い」


個人的な印象ですが、今までの紺DVDの声の方が好きです。
クチパクかどうかなんて話はこの際抜きにして、藤本美貴吉澤ひとみというメンバーを欠いた声は、どこか焦点の絞れない、ピントがぼやけた声のような気がします。
音の重ね方が悪いのかなとも思ったんですが、どうもそうじゃない。

他のLive映像(野心的とかトワイライトとか、比較的新しいの)も見たんですが、それで分かったのは重心が高くなりすぎたってこと。
藤本・吉澤・新垣・高橋が低音で支えていた感じが以前の声。
それに田中・久住・高橋・藤本あたりの声がメインで聞こえてくる。
これはわりと聞きやすい、バランスの取れた感じだと思います。
それに対して、今は新垣・高橋が低音を任され、メインは田中・久住・高橋。
高品質な音を重ねたCDや、実際の紺での大音量のものを聞いてる分には違和感はないのですが、紺DVD(≒TV)という宿命的に音が劣化してしまうもので聞くと、声にフックがなくて映像見て(;´Д`)ハァハァするだけで終わってしまう。
何かあんまり「歌」として聞けないんですよね。
(もちろん、CDでは違いますが)



何か話がカオスな方に向かいそうなので戻しますが、モーニング娘。を他のBerryz工房℃-uteと比べて(美勇伝やメロンは除く)、やっぱり特別なものにしていたのに生でのクオリティーだったんだな、と。
今の音のバランスだったら、Berryz工房℃-uteと大差ないような気がします。
実際、ベリキューからの精鋭Buono!の方がまとまってる感じがしますし・・・って、まぁ3人ってのはわりとまとまりやすいんで比べるのもアレですが(^^;)



とりあえず、今までのパートのままでコーラスやってると、バランスはますます悪くなるでしょう(8期の3人に低音できる人材はいそうにないし)
中音域って多すぎると耳障りになるので、高音はもう足りてるので、課題は低音かと。
こういうのは先輩格が何とかしていくものかなとも思うので、亀井と道重で引っ張ってくしかないかな?





・・・書いてて無理だろと思ってしまったorz
モーニング娘。のように、人数が多く、また流動的な場合、そこまでバランスを考えて入れていってるとも思わないし。
いきなりパート変えるのも難しいだろう。



う〜ん、今更思いましたが、矢口と違って藤本を切ったのはやっぱかなりマイナスだったんだなぁ。
次を育てるってこともできないし。



こっからは余談↓

ふと思ったんですが、℃-uteのバランスが良いのはちゃんと育てたからなんだな。


モーニング娘。はそういう期間ないですからね。
素人をとりあえずプロの世界に放り込んで、先輩を見て成長しろよって感じ?
もちろん誰とはなしに指導してるんでしょうが。



Berryz工房は成長途中でデビューを余儀なくされたという印象が僕にはあります。
「あなたなしでは」とか「ファイティングポーズ」とかの初期にはそれが如実に表れていると思います。
歌えない子が多い。
℃-uteBerryz工房よりも育てる期間が長かったせいか、一応全員アイドルとして歌えていると思います。
(別にどっちが優れてるとかって言ってるわけではないです)