すずみやももこの憂鬱1
のほほ〜んと大学を出て、就職したのはここ、Hello!Project、通称ハロプロ。
モーニング娘。率いるアイドルの芸能プロダクションだ。
もともとアイドルヲタである俺にとってみれば、ここに就職できるなんて夢のようだ。
今日は研修も終わって出社1日目。
新しい日々は・・・どうせ雑用から始まるんだろうなぁ。
そんな風に思いながら、俺は社長室に呼ばれた。
社長「あ〜君ね、今日からこの子たちのマネージャー代理心得だから、よろしく!」
俺「は?」
気付くとそこにはすっげぇ萌え娘たちが立っていた。
【すずみやももこの憂鬱1】
俺がつくことになったのは、夏焼雅(みや)、嗣永桃子(ももち)、鈴木愛理(お鈴)の3人からなるBuono!というユニットだ。
まぁ、軽く自己紹介をして、
俺「で、マネージャーさんは?」
社長「いない。だから君をつけるんじゃないか」
社長の話によると、今度売り出すこのBuono!というユニットは急に話が決まったらしく、かねてからの赤字でいきなりベテランのマネージャーをつける余裕はないらしい。
社長「よろしく」
よろしくされてしまった。
まぁ、責任は大きいが、こんな萌え娘たちと仕事ができるなんて最高だ!
○の華的に言っても良い。
最高です!
雅「何、アンタ新人君なわけ?いきなりマネージャーなんてできるの?」
前言撤回。
こんなツンツンな雅ちゃんはイヤである。
俺「マネージャーじゃなくて、マネージャー代理心得!
君達はそれぞれBerryz工房と℃-uteでの活動が主なんだから、仕事はその合間だろ?
だから負担も少ないから俺がつけられたんだよ。」
自分で言ってて社長の真意が分かった。
でも、雅ちゃんはまだ納得いかないらしく、終始ご機嫌ななめ。あっちに行ってしまっ・・・三輪車!(・∀・)
桃「あ、あれは今度のベリのシングルイベントで、三輪車競争やるんです。
みや、こないだ負けてからずっと練習してるんですよ。」
おお、桃ちゃん、この中ではまとめ役に回ってるのね?
1番お姉さんだもんね、うんうん。
桃「紹介が遅れました。
私は嗣永桃子。
桃子って呼んで下さい。
あのプリプリしてるのは夏焼雅でニックネームはみや。
それで、こっちは・・・」
鈴「鈴木愛理で〜す、かっぱっぱー(・∨・)」
と言うと、お鈴はかっぱダンスを始めてしまった。
俺はMPを吸い取られた!
桃「・・・ただのかっぱです。」
鈴「ただのかっぱです、ってひどいなぁ。
鈴木愛理、お鈴でーす。
で、そんなひどい桃ちゃんには・・・おしおきだべー!」
桃「ひゃっ!?」
お鈴は桃ちゃんの胸を掴んだ。
鈴「あ〜ら、またここ成長してはりますなぁ〜たまりませんなぁ〜♪」
桃「ち、ちょっと!愛理!」
鈴「こんなに背はちっちゃいのに、ここはこんなに大きいなんて羨ましい。
しかも何この弾力!
あなたも揉む!?」
俺「い、いや、えっと・・・」
鈴「今なら生乳よー!」
言うが早いか、お鈴は桃ちゃんの来ていたTシャツをまくりあげた。
幸い、そこにはブラがあった。
俺の目は釘付けである。
桃「!?
きゃぁぁぁっっっ!!!」
俺は部屋を飛び出してしまった。
(5分後)
鈴(つやつや)
雅(キコキコ)←三輪車特訓中
桃ちゃんは倒れていた。
う〜ん、俺にこんな娘たちのマネージャー代理心得なんてできるのか!?